線維筋痛症、慢性疼痛は分かりにくい疾患とされています。服薬で改善する場合もありますが、思ったように効果が出ない場合も多くあります。線維筋痛症は患者さんそれぞれに、複雑な要因があるので、一律にどの薬が良いとは言えないため難しいと思われてしまいます。しかし最近では改善する患者さんも多くなりました。適切なアプローチが必要なのです。一人一人の生活環境や人生が違うのですから当然です。身体・心理・社会・実存のすべての方向から、つまり全人的に患者さんを理解する必要があります。患者さん自身もこのチームの一員なのです。
患者さんと医療従事者が一緒になって症状改善に取り組んでいかなければなりません。患者さんのことを一番知っているのは患者さんです。何かを実行するのも患者さんです。患者さんの力と医療の力は車の両輪なのです。
「きんつう相談室」では医療に加えて、カウンセリングと生活改善・運動療法・食事療法を取り入れて、全体的に線維筋痛症を改善していくのが良いと考えています。
一人ひとりの患者さんに合った相談・カウンセリングを行えるように、様々な工夫を考えています。基本は電話相談・電話カウンセリング(一部有料)ですが、待ち合わせることができる場合は面談(有料)もお受けいたします。
ブログやホームページで記事やコメントを発信していきます。紙媒体でのニュースレターも企画したいと思います。
また皆様からのご意見やご質問も貴重なので、メールや電話にてご遠慮なくお寄せください。
また、体験型、参加型の集まりは特に大事なので、交流会・お話し会・家族の方への座談会・患者さんに役立つ体験型教室なども企画していきますので、皆様でぜひご一緒にお話ししましょう。
よろしくお願いいたします。
メール : kinntuu@soudannsitu.main.jp
きんつう相談室 代表 橋本 裕子